■パリのマルシェNo.27 – 12区 couvert Beauvau ( d’Aligre) (クベール・ボーヴォー)アリーグルの屋内マルシェ

　パリのマルシェ全81軒のうち、屋内マルシェは10カ所。残念ながら、屋内マルシェは以前のように活気のあるところが少ないのだが、このアリーグル屋内マルシェ「クベールボーヴォー」は、今も活気に溢れている。

　この屋内マルシェの中には、肉屋、魚屋、デリカテッセン、シャルキュトリー、パティスリー&カフェ、フロマジュリー（チーズ屋さん）が入っている。八百屋も少しあるが、この建物のすぐ隣のアリーグル広場とその横の通りで行われる大きな屋外マルシェは野菜・果物中心なので、青果はそちらで揃う。

　特に目立った観光スポットがなく、住宅が多い地域なので、地域の人の日常そのままのマルシェという雰囲気。値段も手頃で、新鮮なものが多い。ロースターで丸鶏が回っている姿は、マルシェでも肉屋の店頭でもよく見かけるが、ここではいつでも豚が丸ごと回っているのがある。こんがりパリパリの表面と柔らかい肉を大胆にぶつ切りにして計り売りで買うことができる。
　チーズは、フランスのチーズを扱う店と、イタリア系の食材を扱う店のチーズも充実しているのでいろんな種類を試すことができる。

　昼の休憩時間があるので、午前中のうちに屋外マルシェとあわせて行っておくか、午後ならば近くにある有名なパティスリー「Blé Sucré（ブレ・シュクレ）」に寄ってから行くのもおすすめ。
　平日でも週末とかわらず人も多く、店の品数も多いので、曜日を気にせずいつ行っても大丈夫。

12区 couvert Beauvau ( d’Aligre) (クベール・ボーヴォー)アリーグルの屋内マルシェ
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アリーグルの屋内マルシェ・クベールボーヴォーはこんな感じ

アリーグルの屋外マルシェはこんな感じ