●PARIS-12区 LOGEROT Frères(ロジェロ フレール)

 

パリの東端ポルトドレ(Porte Dorée)から伸びるドメニル通り(Avenue Daumesnil)にあるパン屋さん。
毎週木曜日と金曜日には、マルシェポルトドレ(Marché Porte Dorée)の市場がたつ通りにある。

マルシェのスタンドの後にあるパン屋さんで、いつも地元の人が普段着で並んでいる印象。
地元密着の庶民派パンという感じで、バゲットが一番人気だが、他にもパン生地自体に具材を練り込んだ惣菜系パンが多い。価格帯も安めで、昼ごはんにコンビニでおにぎりを買う如く利用する感覚。こだわった食材ということではなく、美味しくてたまらないから遠方から買いに行くということでもないので、観光でこのあたりを訪れる人がわざわざ行く必要はないと思う。

左はpain aux figues(パンオフィグ・いちじくのパン)・右はショコラノワゼット。
他にもハムやチーズなど塩系の惣菜パンも数種類。
サンドイッチではなく具材を生地自体に練り込んだ系のパンが多いのは、パリでは珍しい。
パンオフィグは、カンパーニュ×ドライいちじくということだったが、
リーンな生地ではなくセミコンプレのふわふわ系パンだった。
ねちっとした食感で少し口にまとわりつく感じは、日本のパン屋を思い出す。
ややイースト臭も残っている感じで、こういうのも日本的な感じ。
日本のパンが懐かしい・・というふわふわ日本パンがお好きな方にはいいのかもしれない。

クレジットカードは5€から(2021年05月現在)の使用で、バゲットやパン一つ、2つということなら現金持参で。ちなみにバゲットもふわふわ系バゲットで、日本で「フランスパン」として売られているパンを思い出す・・。パリでもバリッと焼けたバゲットより、ふんわりパンを・・という人が増えているので、ふわふわパン好きの人におすすめの店。

このドメニル通りのすぐ近くにBioで有名なパン屋さん「Boulangerie L’Essentiel – Anthony Bosson(レサンシエル – アンソニーボソン/ボッソン)」と、「Boulangerie Vandermeersch(バンデルメルシュ)」がある。マルシェ・ポルトドレに行って、パン屋さんも行くならば、バンデルメルシュをおすすめする。有名なクグロフはもちろん美味しいが、カンパーニュ系のパンも美味しいので、普通のパンも是非バンデルメルシュで。レサンシエルはムフタール通りやプラスディタリー近くの店もあるので、そちらで行けば良いかなと思う。

++ Information ++

LOGEROT Frères(ロジェロ フレール)
https://tupeuxpaszeste.fr/2017/09/la-tartelette-de-la-boulangerie-logerot-freres/

[Open / 営業日時 ]
木曜日〜火曜日 7:00 am-20:00 pm
水曜日     定休日

[Adresse / 場所 ]
260 Avenue Daumesnil
75012 Paris

[GoogleMap / グーグルマップ ]
https://goo.gl/maps/1bu1QQLJs49xYBdd9

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