2021年4月19日月曜日 2019年4月15日の火災発生から735日目。
ノートルダムの正面をスタートして、北側からぐるっと一周、時計回りでノートルダムの周囲を歩いている。
快晴のこの日、あとひとつ角を曲がったらノートルダムの正面に戻る・・というところで、足止めされた。先に歩いていった人やジョギングの人が立ち止まり、先にパトカーらしきものもみえたので、事故か、デモだろう・・と思った。コロナ禍でもデモはちょこちょこあるが、ノートルダムの前は流石に珍しいなと思っていたら、「映画の撮影をしているので少しお待ち下さい」と言うことだった。
数分まって進んでもいいですよとのことだったので、撮影をしている横を歩きながらノートルダムの前に戻った。ノートルダムの前の橋（Le Petit-Pont-Cardinal-Lustiger）の上で、若い女性と男性がすれ違うというシーンの撮影だった。が、誰なのか、なんの撮影なのかはわからないままだった。
ところで、この撮影のとき、待っている通行人役の人たちはあるき始めると同時にマスクを外し、その後すぐにマスクを着用していた。主役と思しき女優さんとすれ違う男優さんはマスクをしておらず、撮影が終わると女優さんにすかさず日傘を差し掛けていたスタッフはいたが、マスクを差し出す人はいなかった。
今、パリの公道ではマスクの着用は義務で、着用していないと罰金が課せられる。撮影の許可は当然とっているのだろうが、撮影中にマスクをしなくてよいという許可も存在するのだろうか。
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2021年4月19日月曜日。
A PARIS
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