727日目- 2021/04/11日 ノートルダム大聖堂復旧工事の状況

 2021年4月11日日曜日 2019年4月15日の火災発生から727日目。

 フランスのことわざに
 En avril, ne te découvre pas d’un fil.
 4月になっても、糸一本たりとも薄着をするな※意訳
 というものがある。

 春だと浮かれると、急に寒くなったりするので気を抜くなといういましめが、この教えは本当にフランス人に浸透しているなと思う。確かに、4月に入ってまた寒い日が続いている。そして街ゆくパリジャンは、完全に冬仕様のいでたちに戻った。しかし一度暖かくなって、あちらこちらで桜の花が満開を迎えると、少し春らしい軽やかなものを着たくなるのが日本人の性。もう冬用の分厚いコートは仕舞い込んで、軽やかな服装で歩いていると、「今日は寒いよ!」と声をかけられることがある。

同じ気温でも、冬の10度の日よりも春の気温10度の日の方が、より”気を抜いてはいけない”という気分になるのだろうか、今日はノートルダム周辺の人も少なく、セーヌ川沿いもひっそりとしていた。

そういえば、
Quand mars se déguise en été,Avril prend ses habits fourrés.
3月が夏のようだったら、4月は毛皮を着ることになる。※意訳
という言葉もあるなと、思い出した。
これもまた3月が暖かかったら4月は冷え込むぞ!という意味の言葉で
とにかく4月は春だから・・と浮かれてはいけないということなんだな。

YouTubeにUPしました
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2021年4月11日日曜日。


A PARIS
A PARIS

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ノートルダム火災後727日
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