2021年3月26日金曜日 2019年4月15日の火災発生から711日目。
3回めのコンフィヌモン(Confinement・外出制限)が始まって1週間。街の様子は大して変わらない・・・と先週書いたところだけれども、1週間経っても相変わらず普段通りに見える。
パリの感染者数も変わらず高い数字が続いている。
さてそんなパリのど真ん中のノートルダム大聖堂周辺も、コンフィヌモン前に比べてほんの少し人が少ないかなという程度で変わらない様子だった。
今週は晴れの日が多く、本の露天商も、橋の上の絵画売りなんかも出ていた。
今日は、ノートルダムの前でバイオリンを弾くお兄さんがいて、クラシック音楽を奏でていた。かなりノートルダムの近くで演奏していたんだけれども、建物に反響して想像以上の大音量。どこかにスピーカーでもあるのだろうか?と思ってしまうほどだった。
ノートルダムの周辺はいつもと大して変わらない・・・と思ったけれども、この場所はもともと観光客でごった返していたんだと思い出した。とてもではないけれども音楽を奏でる人がゆったりと構えるようなスペースはなかったし、たとえ誰かが音を出したとしても建物に反響するどころか、音が人に吸い取られて数メートル先まで届くのがやっとだっただろう。
大規模な火災、コロナ禍・・・。長く続くノートルダム大聖堂の歴史の中で、こんなに周囲の変化が劇的だったのは今ぐらいなのかもしれない。
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2021年3月26日金曜日。3回目の外出制限開始から1週間経ったノートルダム大聖堂
A PARIS
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